2017年11月24日

第90回全体会を開催しました(見学会)

日時:平成29年10月19日(木)10:30〜16:00
場所:長浜バイオドーム
内容:びわ湖環境ビジネスメッセ2017見学
 ・今年はびわ湖環境ビジネスメッセ2017の20周年ということで、セミナー
  プログラムが充実していました。
   入場者数:34,270人(10/18〜10/20)
 ・国内はもちろんのこと、海外企業からのプレゼンテーションも行われて
  いました。
 ・琵琶湖に近いこともあり水環境に関連した企業が多数出展されていました。
 ・配管内を点検調査するドローンや防災時にも対応できるハイブリッド街路
  灯、AIなど最新技術を知ることができました。
 ・1日がかりの見学となるため、会員参加者が少なかったことが残念でした。

          【びわ湖環境ビジネスメッセ2017会場内の様子】
 
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2017年11月21日

第89回全体会を開催しました

日時:平成29年10月2日(月)13:30〜15:45
場所:石川県安全運転研修所
内容:エコドライブ講習会
  講師:日本自動車連盟石川支部 元谷 公一氏
     他にエコドライブ指導アドバイザー3名
   ・今回は、平日にエコドライブ実地講習会を実施しました。
   ・まず、研修所内のコースでアドバイザーのコース指導により、受講者が
    通常運転により燃費を確認しました。
   ・続いて、走行パターンに応じたエコドライブの講義を受講しました。
    (1)発進
      一呼吸おいてからのアクセル(クリープ現象を利用)
      5秒で20kmの速度を目安に発進し、周囲の流れの速度になる
      前にアクセルを戻す 
    (2)巡航
      前方の状況をよく見て、できるだけ一定速度で走行する 
      登り坂では坂の手前でアクセルを踏み込む
      下り坂ではエンジンブレーキを利用して燃費を抑える
    (3)減速
      停止位置を予測し、早めにアクセルを離し惰力で走行する
     (4)停止
      荷物の上げ下ろしなどで5秒以上停止する場合アイドリング
      ストップする
    ・講師4名とともにエコドライブ走行を実践し、燃費を比較しました。
    ・エコドライブによる改善率は、平均で30%ででしたが、中には80%以
     上も燃費向上した受講者がいました。
    ・今後ともネットワーク内で環境にやさしいエコドライブの研修を継続
     していきます。

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             【東方代表運営委員挨拶】

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             【元谷JAF講師の講義】

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             【エコドライブ走行の様子】
    
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第88回全体会を開催しました

日時:平成29年7月10日(月)14:00〜16:00
場所:石川県地場産業振興センター 第4研修室
内容:会員企業の取り組み事例紹介
  (1)「高付加価値な事業体質の確立等について」
     発表者:株式会社北國銀行 総合企画部
          広報CSR課長 森田 淳志 氏
  ・平成25年より、グループウェアの導入により本社でのペーパーレス化
   を推進した。その結果社員の働き方が変わり時間外ゼロ企業となった。
  ・働き方を変えるというコンセプトに立ち「どこでも営業店」、「どこ
   でも同じ業務」という考えで、ネットワーク内での商談・報告書作成
   を行うようになった。
  ・すべての社員の仕事が見える化されることで、ペーパーレス化と効率
   化(スピードアップ)が進み、定時退行が実現できた。
  ・従来はデスクが書類で溢れかえっていたが、1年間見なかった書類は廃
   棄するという視点で1,700箱の書類を処分した。必要な部分はデータ化
   して保存している。
  ・営業店舗でもペーパーレス化が進んでおり5,570tのCO2排出が抑え
   られ、時間外削減による電気使用量が25.7%削減できた。
  ・社員の気持ちにたったインフラ整備が大切である。

  (2)「これから期待される地中熱利用の取り組みについて」
     発表者:松村物産株式会社 事業開発室
          ゼネラルマネージャー 浅田 敏信 氏
  ・北陸地方は、全国的にみてCO2排出量が最も多い地域である。特オール
   電化住宅の比率が高く家庭でのエネルギー消費も多くなっている。
  ・省エネの観点で地中熱を考えると、太陽熱を利用した地中熱は1年を通し
   て、安定した熱エネルギーを得ることができるすぐれた再生可能エネル
   ギーである。
  ・地中熱の利用には、初期投資費用が普及への課題となっている。北陸地
   域では、融雪等に使用している既存の井戸等の活用によりイニシャルコ
   ストを下げることができる。
  ・松村物産株式会社では、既存の井戸を熱源に本社ロビーの空調に利用し
   ている。通常の空気熱源空調に比べ、消費電力を抑えることができる。
  ・資源エネルギー庁がZEH適合住宅を推進しており、高断熱・設備の効率
   化が求められる。再エネに関して、地中熱利用が期待される。
  ・快適性の追求には、地域の社会的・自然的環境の特性に合ったエネル
   ギーの選択が重要である。

  デマンド監視システムについて
    「電力デマンド監視システム導入の成功・失敗事例」
      講師:一般財団法人北陸電気保安協会石川支店
          保安課検査員 山口 昭吾郎 氏
  ・電力デマンドとは、30分間の平均需要電力のこと。契約電力は、当月と
   過去11か月の最大電力需要により決定する。
  ・効率的なデマンド監視システムの運用には、無理な目標値を定めないこと
   と警報値を厳しめに設定することがポイントである。
   
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       【(株)北國銀行 森田淳志 氏】

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         【松村物産(株) 浅田 敏信 氏】

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         【北陸電気保安協会石川支店 山口氏】
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