場所:石川県地場産業振興センター 第4研修室
内容:講演「環境経営からみたサスティナブル企業とは」
講師 株式会社FEM 代表取締役 山口 真奈美 氏
日常の企業活動を行うなかで、原材料の調達やサービスの提供および製品の出荷にいたるまでに、地球規模でとらえると、環境や社会的負荷を与えている可能性があり、それを防ぐにはどのようなことに気を配らなければならないかについて学びました。
日本で生活するうえでは、アジアやアフリカなどで起きている児童労働や森林破壊の問題に関して、全く意識することがないかもしれませんが、フェアトレードやオーガニック認証のある商品を使用すること=サスティナブル(持続可能な)社会につながっていくことを真剣に考えていく時期にきているようです。
エシカル(倫理にかなった)を意識し、できるだけ環境関連の認証が表示されたものを選択していくことが、私たちが企業活動および日常生活においてできる一歩ではないでしょうか。
環境に関わる認証をしっかり把握し、リスクが生じた場合でも適切な緩和策を講じていけるように、CSRを未来への投資と捉えて行動できる企業がサスティナブル企業といえます。これは、国連が掲げている「持続可能な開発目標(SDGs)」にも通づるものです。
企業として「つくる責任・つかう責任」を自覚し、社会・環境・経済のバランスをうまく舵取りしていくことが重要です。何を基準にするかを見誤ることなく賢い選択ができる企業になりましょう。
【東方代表の挨拶】
【山口 真奈美氏の講演】