【日時】令和3年9月30日(金) 14時30分〜15時30分
【内容】講演「脱炭素時代に向けたESG経営」
講師 株式会社地方グリーンプロジェクト支援研究所
取締役 関 一幸氏
・第103回全体会は、オンライン講演会を行いました。
以下が講演の内容です。
・ESGとは、持続可能な世界の実現のために、企業の長期的成長に重要な環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の3つの観点のことをいう。このESGの視点から、数字では表せない非財務情報も判断材料と重視し、中長期的な成長力、リスク回避能力を判断・評価するのがESG投資という。
・投資家の脱炭素化の高まりにより、ESG投資は継続的に増加しており、ESGに取り組まないこと自体がリスクであるといわれており、その影響はサプライチェーンも及んでいる。
・中小企業は、まず@〜Bを実行して欲しい。
@現状の把握(何を、どこで、どれだけ、何のためにエネルギー(炭素)をしょうひしているかを把握)
Aポテンシャル(どれだけ省エネできる可能性があるか。再エネ導入できる可能性があるか)
B意思決定(何をいつまでに実行するのか)すること
また、その手段として、SBT認定(2020年4月から手続きの簡素化、費用小)や、地域の省エネお助け隊の利用について説明があった。