2016年03月14日

第81回全体会を開催しました

日時 平成28年3月10日(木)14:00〜15:30
場所 金沢駅西健康ホール
内容 講演「気候変動に対する企業と自治体の適応策」
   講師 法政大学教授 白井信雄 氏
    (同大学サスティナビリティ研究所 専任研究員)

 白井信雄様より、温暖化の影響を受けている世界的気候変動にどのように適応していかなければならないかについて、貴重なお話を伺いました。
 当ネットワークでも、二酸化炭素の削減に向けて、省エネ・節電等の様々な緩和策をとってきました。しかし、最大限の緩和策を講じても避けられない気候変動に対しては、その影響を軽減させるための適応策をとることが必要であること、今後の気温上昇(産業革命以前と比べて)2℃以内および今後30年の適応策が決め手となることなど具体的数値をもとにお話いただきました。
 日本は諸外国に比べ気候変動に対する適応策が遅れているとの指摘があり、国が2015年に適応計画を策定したところです。計画としては、「いかなる気候変動があっても適応策を推進させ、社会システムや自然システムを調整し、安全・安心で持続可能な社会構築を目指す」ことを基本としていなければならないとの説明がありました。
 企業としては、適応策を地域ビジネスとすることで、地域経済を発展させていく可能性があり、特に再生可能エネルギーの導入は、緩和策であり、適応策でもある優れた方策であるこということでした。 
 
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2015年12月10日

第80回全体会(施設見学会)を開催しました

日時 平成27年11月5日(木)12:30~17:30
場所 日本海ガス株式会社 本社・岩瀬工場
内容 本社:ガスコージェネレーションスステムの説明と見学
   岩瀬工場:天然ガス精製の仕組みと省エネの説明と見学

 本社では、マイクロコージェネの普及に力を入れていました。ガスコージェネレーションスステムの導入前と導入後を比較すると、ピークカット効果により電力使用量が削減されました。デマンドコントロールシステムにより電力使用量が見える化を推進していました。また停電時には、内蔵バッテリーが起動し、あらかじめ選定した重要負荷に電気を供給できるようになっています。都市ガス停止時には、LPGボンベからプロパンガスを希釈し、ガスを供給できるシステムとなっていました。

 岩瀬工場は、創業60週年を迎える日本一の天然ガスサテライト基地です。エネルギー源を天然ガスにすることにより、LPGを使用していたころと比較して、電力使用量が820万kW/hから140万kW/hに減らすことが出来ました。天然ガスは、災害時を想定し四日市や泉北など3箇所からLNGの供給を受けているそうです。岩瀬工場には、常時2,000トンの天然ガスが備蓄されており、LNGの供給がストップしても1週間持ちこたえられる量です。
 岩瀬工場における省エネの取組みについては、@ISO14001の取得・A液化天然ガスの気化に空気式気化器を採用・B温水ボイラーの燃料削減・➃工場社屋建替え時に太陽光パネルを設置し売電、などがあげられます。
 日本海ガス株式会社の事業は、私たちのライフラインに直結したものであり、仕事に誇りと責任を持って取組む社員の姿勢が印象的でした。

 【本社コージェネレーションシステム】
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 【岩瀬工場】
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  (液化天然ガス空気式気化器)





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2015年10月14日

第79回全体会を開催しました

日時 平成27年9月12日(土) 13:00〜15:00
場所 東部自動車学校(横枕町ロ8番地)
内容 エコドライブ講習会

 昨年に引き続き、東部自動車学校で実車体験を交えた「エコドライブ講習会」を行いました。まず、エコドライブマイスターの吉田崇彦教官が講習会のスケジュールとコースの説明をされました。
 次に受講者が教習車に乗り込み、講師(4名)によるコース説明を含めた案内走行のあと、各自で指導前コース走行をしました。皆さん、少し緊張気味でした。
 その後で、講習室に戻り「エコドライブ10のすすめ」を基に、ふんわりアクセル、長時間の信号停止でのアイドリングストップ、停止の際には早めにアクセルを離すことを中心に講義を受けました。燃費向上による経済的効果についても話がありました。
 再度、教習コースに出て講師のエコドライブデモ走行に続き、受講者がエコドライブ走行に挑戦しました。
 結果を見ると、事前走行の平均燃費が9.42km/lだったものが、エコドライブ走行では14.16km/lとなり昨年を上回る50%の伸びとなりました。中には、2倍以上に燃費を伸ばした方もいらっしゃいました。
 ちょっとした心がけで、二酸化炭素の排出を抑えられることを学び、受講者以外の会員にもエコドライブの輪が広がっていくように願っています。

 ReCooサイトの紹介:エコドライブに興味のある方、実践する方を応援するサイトです。
  http://www.recoo.jp を検索してみてください。

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2015年08月17日

第78回全体会を開催しました

日時 平成27年7月28日(金)14:00~16:10
場所 石川県地場産業振興センター 第4研修室
内容 @CO2削減に対する事例紹介〜会員企業の取り組み〜

  ★株式会社アイ・オー・データ 【作業環境の改善によるCO2削減事例】
   発表者:宮本 昭宏(CS部品質保証課チーフリーダー)
        新谷 和也(管理部総務課)
  ・ビルの吸収式令温水器6台の一括更新による灯油使用量の削減
  ・事務所フロアの照明器具(600本)のLED化による電力使用量の削減
  ・空調設備と警備システムを連動させ、無人状態での空調設備の稼働を
   防止

  ★酒井工業株式会社  【社員の意識改革によるCO2削減事例】
   発表者:西川 愛美(企画総務部)  
  ・不必要な照明の消灯、OA機器の省エネ設定
  ・空調管理者が毎日使用時間と灯油の残量をチェックし灯油使用量を削減
  ・年度末には、社員に省エネ意識調査を実施し必要に応じて社内研修を
   実施している

  ★みづほ工業株式会社  【3S活動によるCO2削減事例】
   発表者:梅谷 基樹(代表取締役社長)
  ・整理収納アドバイザー家村かおり先生のもと社員一丸となって3S活動
   に取り組む
  ・3Sとは、整理・収納・清掃であり、正しい収納の意味を理解することで
   社員のモチベーションアップに繋がっている。
  ・3S活動が効率的で快適な職場環境をもたらし、あらゆる場面での時間
   短縮が節電等CO2削減に結びついている。3S活動に終わりはない。

   ➁環境問題の現状と対応策〜低炭素社会と環境経営の取組み〜
        環境コンサルタント  中里 茂 氏
  ・地球温暖化による急激な気候変動は、人間活動の結果である。
  ・CO2削減には、省エネと創エネに加えて森林整備・育成が必要である。
  ・企業には、しっかりとした目標設定に基づく環境マネジメントが責務と
   なっている。
  ・環境マネジメントを行ううえでの目標設定のポイントは、企業のために
   なること・顧客のためになること・社員のためになることである。
 

   B北陸電力のビジネスサポート
        北陸電力株式会社石川支店営業部営業担当
        主査プランナー    上田 繁 氏
  ・省エネコンサルの手法は、PDCAサイクルのうち現状把握とアイデアの
   提示に主眼を置く。
       運用の改善 → 設備の改善 → 生産工程の革新
  ・今夏の電力需給バランスは、何とか乗り切れる状態だが、企業の皆様に
   は更なる節電を望みたい。

       【(株)アイ・オー・データ機器 宮本様、新谷様】
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          【酒井工業(株) 西川様】
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       【みづほ工業(株) 代表取締役社長 梅谷様】   
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第77回全体会を開催しました

日時 平成27年4月20日(月)14:00〜16:00
場所 金沢商工会議所 大会議室
内容 @議事
   ➁報告事項
   B講演「水素社会の実現に向けた取り組み」
    講師 国立研究開発法人・産業技術総合開発機構(NEDO)
       主任研究員 大平 英二 氏
   

 今年度最初の全体会を開催しました。議事では、平成26年度事業報告と平成27年度活動計画案及び予算案が承認されました。報告事項では、昨年度末発刊しました活動情報誌「GREEN K」第4号の紹介とバイオマス研究会メンバーの再募集をしました。また、金沢市環境政策課針野自然保護係長より「金沢市の生物多様性施策」について説明がありました。
 その後、国立研究開発法人・産業技術総合開発機構(NEDO)の大平英二様より「水素社会の実現に向けた取り組み」と題して講演がありました。水素は、最も豊富にある元素であり、使用時に大気汚染物質や温室効果ガス排出がゼロのクリーンなエネルギーで多様な用途に使用できる可能性をもったエネルギーであることや日本の水素研究が国際的にも優れていることの説明がありました。
 水素をエネルギーとして蓄えておくための燃料電池の開発は、燃料電池自動車などで実用化されつつあるものの、一般に普及するためにはもうしばらく時間が必要であることを知り、水素発電技術が構築されれば新たな社会システムの構築につながり、水素は明るい未来への鍵を握っているものであることが理解できました。

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2015年03月25日

第76回全体会を開催しました

日時  平成27年3月20日(金) 14:00〜16:00
場所  石川県地場産業振興センター 本館第3研修室
内容  講演「環境対応が生み出す新しい価値」
     講師 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
         コンサルティング・国際事業本部
         コンサルタント 松田 理恵 氏
         株式会社ウェイストボックス
         代表取締役社長 鈴木 修一郎 氏
 
 今年度最後(5回目)となる全体会が開催されました。
 【講演内容】
 第一部では、松田講師に制度の概要についてお話しいただきました。「J−クレジット制度」は、「国内クレジット制度」と「J−VER制度」を一本化した制度で、昨年度スタートしました。プロジェクト実施者(省エネ設備改修等の実施者)にとっては、クレジットの売却益や企業としてのPR効果等がメリットであり、クレジット活用者にとっては、自らの二酸化炭素排出量の削減や、商品のカーボンオフセット、CSR活動等にメリットがあります。プロジェクトとして認定されるための方法論は現在60種類程度ありますが、木質バイオマスボイラーの導入や、高効率ボイラー・ヒートポンプの導入、照明設備のLED化等、省エネ効果が計りやすい方法論が多く活用されているそうです。
 第二部では、鈴木講師から具体的な事例の紹介がありました。重油炊きボイラーから電気ヒートポンプに更新した温泉施設の例やビニールハウスで木質ペレットボイラーを使ってトマトやイチゴを栽培している観光農園などの事例がありました。消費者に実施したあるアンケート調査によると「環境貢献型商品を買いたい」と考えている消費者は約7割にのぼるそうです。この結果から、環境に配慮した商品づくりのPRが重要になってきていると言うこともでき、今後「カーボンオフセット」に取り組む企業が増えていくことが予想されます。
 現段階では、まだまだ認知度の低い「J−クレジット制度」ですが、省エネルギーの取組が経費削減以外の新しい効果をもたらす可能性を秘めているということを学びました。
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2015年02月27日

第75回全体会(見学会)を開催しました

日時  平成26年10月7日(火) 10:00〜11:30
場所  鰹ャ松製作所 粟津工場(小松市符津町)
内容  新組立工場見学

 石川県小松市発祥の重機メーカー「コマツ」の主力工場のひとつである粟津工場を見学しました。
粟津工場は世界中に広がる生産拠点のマザー工場として中心的な役割を担っている工場だそうです。71万uを誇る敷地内では、3,000人もの従業員のみなさんが働いているということで、工場というよりはひとつの町と言ってもいいような広大な施設でした。
 「コマツ」では、全社的に、電力使用量半減を目指す活動のほか、森林保全活動や地元農産物の地産地消の取組等、CO2削減による環境負荷の低減に熱心に取り組んでいます。
 今回見学した「新組立工場」は、平成26年年5月に竣工しました。木質バイオマス発電や太陽光パネル等の創エネ設備の設置のほか、LED照明等の最新の省エネ設備を採用することで、電力会社からの電力購入量を大幅に削減できる見込みとのことでした。
 工場内には、効率的・能率的な生産ラインを機能させる数々の工夫を垣間見ることができました。「コマツ」は業界世界トップクラスの大きな企業ですが、工場内で見られた様々なアイデアは、会員企業のみなさんにとっても大変参考となるものでした。

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第74回全体会を開催しました

日時 平成26年9月27日(土) 13:00〜15:00
場所 東部自動車学校(金沢市横枕町)
内容 エコドライブ教室

 毎年実施している「エコドライブ教室」ですが、今年は座学による講習だけでなく、自動車学校での実車講習を合わせて実施しました。講師は、エコドライブマイスターの吉田教官(東部自動車学校)です。
 まずは、「指導前コース走行」です。教官から教習コースについて説明を受けてから、車に乗りこんで日頃の運転をチェックします。
 次は、教室に入って「エコドライブ講義」です。ここで、「ふんわりアクセル、アイドリングストップ、早めのアクセルオフ」等のエコドライブの基本を確認します。エコドライブの経済的効果などについても学習します。
 そして最後に「エコドライブ走行」です。教室で学んだ技を早速実践で試します。

 この結果、参加者のみなさんの平均燃費は、
(指導前)10.09km/l だったものが、(指導後)14.33km/l となりました!
改善率は、なんと42%exclamation×2中には、倍以上燃費を伸ばした方もいらっしゃいました。
 業務上、自動車を運転する機会は多くあると思いますが、一人一人がエコドライブを意識することで、二酸化炭素排出量だけでなく経費も削減することができます。
 エコドライブが会員企業のみなさんに広がっていくことを期待します。

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第73回全体会を開催しました

日時 平成26年6月25日(水)14:00〜16:00
場所 金沢市ものづくり会館(金沢市粟崎町)
内容 講演「事例で学ぶ省エネの手法〜無料診断サービス活用のすすめ〜」
    講師 一般財団法人省エネルギーセンター
       エネルギー使用合理化専門員 浜田 豊富 氏

講演会の前に、平成26年度の石川県温暖化・里山対策室の事業について
石川県温暖化・里山対策室 専門員 河原 圭吾 氏にご説明いただきました。
   ・いしかわ事業者版環境ISO
   ・第4回いしかわエコデザイン賞2014
   ・次世代自動車充電インフラ整備促進事業
   ・いしかわ版CO2削減活動支援事業
  

【講演会内容】
 エネルギー消費量の推移を見ると、産業部門では減少傾向ですが、業務・家庭部門では伸びが著しくなっていることから、この部門で省エネの取組を進めることが求められています。省エネルギーに取り組むことのメリットとして、地球温暖化対策やエネルギーの有効利用のほかに、コスト削減効果があります。年間1億円の売上げがある企業で考えると、売り上げの3%の光熱費を支出しているとして、年間300万円となりますが、もし10%の省エネを達成することができれば、30万円の経費削減となります。この時、営業利益率を仮に2%とした場合、30万円÷2%=1,500万円の売上増と同等の効果を得ることができるそうです。このことから、コストを削減するということは、売上げが伸びることと同じことと考えて、省エネルギーに積極的に取り組んでほしいと話されました。そして、具体的な設備の省エネの進め方や省エネの技術について教えていただきました。

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2015年02月25日

第72回全体会を開催しました

 日時 平成26年4月22日(火) 14:00〜15:45
 場所 石川県地場産業振興センター 本館第3研修室
 内容 @議事
     A報告事項
     B講演「地域発 低炭素社会の出発 〜再エネ見聞録〜」
      講師 環境省 中部地方環境事務所 
          環境対策課 遊佐 秀憲 氏

 今年度最初の全体会を開催しました。議事では、平成25年度事業報告と平成26年度活動計画及び予算案が承認されました 報告事項では、昨年度末に発刊しました活動情報誌「GREEN K」第3号の紹介をしました。また、平成26年度の金沢市環境局の事業についての説明がありました。
 その後の講演では、環境省中部地方環境事務所の遊佐様に地域の特色を活かした再生可能エネルギー関連の事業について事例を交えてお話しいただきました「竹バイオマス」を用いた地域活性化の事例では、地域にある資源を活用し「自立循環型経済社会」構造を構築するためのスキームや、具体的な資金調達などにも言及されました。また、三重県での「バイオマス発電プロジェクト」の事例についてはその課題や効果、地域への貢献性等も含めてご説明いただきました。
 金沢市は森林資源が豊富だと言われています。森林資源をエネルギーとして活用するには、設備を整備するだけではなく、森林保全、林業、地域産業等を一体と考えて取り組む姿勢が必要であるということを改めて確認しました。

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