2015年03月25日

第76回全体会を開催しました

日時  平成27年3月20日(金) 14:00〜16:00
場所  石川県地場産業振興センター 本館第3研修室
内容  講演「環境対応が生み出す新しい価値」
     講師 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
         コンサルティング・国際事業本部
         コンサルタント 松田 理恵 氏
         株式会社ウェイストボックス
         代表取締役社長 鈴木 修一郎 氏
 
 今年度最後(5回目)となる全体会が開催されました。
 【講演内容】
 第一部では、松田講師に制度の概要についてお話しいただきました。「J−クレジット制度」は、「国内クレジット制度」と「J−VER制度」を一本化した制度で、昨年度スタートしました。プロジェクト実施者(省エネ設備改修等の実施者)にとっては、クレジットの売却益や企業としてのPR効果等がメリットであり、クレジット活用者にとっては、自らの二酸化炭素排出量の削減や、商品のカーボンオフセット、CSR活動等にメリットがあります。プロジェクトとして認定されるための方法論は現在60種類程度ありますが、木質バイオマスボイラーの導入や、高効率ボイラー・ヒートポンプの導入、照明設備のLED化等、省エネ効果が計りやすい方法論が多く活用されているそうです。
 第二部では、鈴木講師から具体的な事例の紹介がありました。重油炊きボイラーから電気ヒートポンプに更新した温泉施設の例やビニールハウスで木質ペレットボイラーを使ってトマトやイチゴを栽培している観光農園などの事例がありました。消費者に実施したあるアンケート調査によると「環境貢献型商品を買いたい」と考えている消費者は約7割にのぼるそうです。この結果から、環境に配慮した商品づくりのPRが重要になってきていると言うこともでき、今後「カーボンオフセット」に取り組む企業が増えていくことが予想されます。
 現段階では、まだまだ認知度の低い「J−クレジット制度」ですが、省エネルギーの取組が経費削減以外の新しい効果をもたらす可能性を秘めているということを学びました。
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2015年02月27日

第75回全体会(見学会)を開催しました

日時  平成26年10月7日(火) 10:00〜11:30
場所  鰹ャ松製作所 粟津工場(小松市符津町)
内容  新組立工場見学

 石川県小松市発祥の重機メーカー「コマツ」の主力工場のひとつである粟津工場を見学しました。
粟津工場は世界中に広がる生産拠点のマザー工場として中心的な役割を担っている工場だそうです。71万uを誇る敷地内では、3,000人もの従業員のみなさんが働いているということで、工場というよりはひとつの町と言ってもいいような広大な施設でした。
 「コマツ」では、全社的に、電力使用量半減を目指す活動のほか、森林保全活動や地元農産物の地産地消の取組等、CO2削減による環境負荷の低減に熱心に取り組んでいます。
 今回見学した「新組立工場」は、平成26年年5月に竣工しました。木質バイオマス発電や太陽光パネル等の創エネ設備の設置のほか、LED照明等の最新の省エネ設備を採用することで、電力会社からの電力購入量を大幅に削減できる見込みとのことでした。
 工場内には、効率的・能率的な生産ラインを機能させる数々の工夫を垣間見ることができました。「コマツ」は業界世界トップクラスの大きな企業ですが、工場内で見られた様々なアイデアは、会員企業のみなさんにとっても大変参考となるものでした。

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第74回全体会を開催しました

日時 平成26年9月27日(土) 13:00〜15:00
場所 東部自動車学校(金沢市横枕町)
内容 エコドライブ教室

 毎年実施している「エコドライブ教室」ですが、今年は座学による講習だけでなく、自動車学校での実車講習を合わせて実施しました。講師は、エコドライブマイスターの吉田教官(東部自動車学校)です。
 まずは、「指導前コース走行」です。教官から教習コースについて説明を受けてから、車に乗りこんで日頃の運転をチェックします。
 次は、教室に入って「エコドライブ講義」です。ここで、「ふんわりアクセル、アイドリングストップ、早めのアクセルオフ」等のエコドライブの基本を確認します。エコドライブの経済的効果などについても学習します。
 そして最後に「エコドライブ走行」です。教室で学んだ技を早速実践で試します。

 この結果、参加者のみなさんの平均燃費は、
(指導前)10.09km/l だったものが、(指導後)14.33km/l となりました!
改善率は、なんと42%exclamation×2中には、倍以上燃費を伸ばした方もいらっしゃいました。
 業務上、自動車を運転する機会は多くあると思いますが、一人一人がエコドライブを意識することで、二酸化炭素排出量だけでなく経費も削減することができます。
 エコドライブが会員企業のみなさんに広がっていくことを期待します。

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第73回全体会を開催しました

日時 平成26年6月25日(水)14:00〜16:00
場所 金沢市ものづくり会館(金沢市粟崎町)
内容 講演「事例で学ぶ省エネの手法〜無料診断サービス活用のすすめ〜」
    講師 一般財団法人省エネルギーセンター
       エネルギー使用合理化専門員 浜田 豊富 氏

講演会の前に、平成26年度の石川県温暖化・里山対策室の事業について
石川県温暖化・里山対策室 専門員 河原 圭吾 氏にご説明いただきました。
   ・いしかわ事業者版環境ISO
   ・第4回いしかわエコデザイン賞2014
   ・次世代自動車充電インフラ整備促進事業
   ・いしかわ版CO2削減活動支援事業
  

【講演会内容】
 エネルギー消費量の推移を見ると、産業部門では減少傾向ですが、業務・家庭部門では伸びが著しくなっていることから、この部門で省エネの取組を進めることが求められています。省エネルギーに取り組むことのメリットとして、地球温暖化対策やエネルギーの有効利用のほかに、コスト削減効果があります。年間1億円の売上げがある企業で考えると、売り上げの3%の光熱費を支出しているとして、年間300万円となりますが、もし10%の省エネを達成することができれば、30万円の経費削減となります。この時、営業利益率を仮に2%とした場合、30万円÷2%=1,500万円の売上増と同等の効果を得ることができるそうです。このことから、コストを削減するということは、売上げが伸びることと同じことと考えて、省エネルギーに積極的に取り組んでほしいと話されました。そして、具体的な設備の省エネの進め方や省エネの技術について教えていただきました。

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2015年02月25日

第72回全体会を開催しました

 日時 平成26年4月22日(火) 14:00〜15:45
 場所 石川県地場産業振興センター 本館第3研修室
 内容 @議事
     A報告事項
     B講演「地域発 低炭素社会の出発 〜再エネ見聞録〜」
      講師 環境省 中部地方環境事務所 
          環境対策課 遊佐 秀憲 氏

 今年度最初の全体会を開催しました。議事では、平成25年度事業報告と平成26年度活動計画及び予算案が承認されました 報告事項では、昨年度末に発刊しました活動情報誌「GREEN K」第3号の紹介をしました。また、平成26年度の金沢市環境局の事業についての説明がありました。
 その後の講演では、環境省中部地方環境事務所の遊佐様に地域の特色を活かした再生可能エネルギー関連の事業について事例を交えてお話しいただきました「竹バイオマス」を用いた地域活性化の事例では、地域にある資源を活用し「自立循環型経済社会」構造を構築するためのスキームや、具体的な資金調達などにも言及されました。また、三重県での「バイオマス発電プロジェクト」の事例についてはその課題や効果、地域への貢献性等も含めてご説明いただきました。
 金沢市は森林資源が豊富だと言われています。森林資源をエネルギーとして活用するには、設備を整備するだけではなく、森林保全、林業、地域産業等を一体と考えて取り組む姿勢が必要であるということを改めて確認しました。

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2014年03月28日

第71回全体会を開催しました。

日時 平成26年3月12日(水) 13:30〜15:15
場所 金沢市保健所 駅西健康ホール
内容 @講演『グリーン購入に取り組む意義と具体的取組事例』
     講師 グリーン購入ネットワーク 専務理事・事務局長 麹谷 和也 氏
    A『市民出資の太陽光発電事業について』
      説明 合同会社 市民発電所 代表社員 永原 伸一郎 氏

 講演では、身近なテーマでもある「グリーン購入」についてお話しをいただき、エコな商品を選ぶこと、グリーン商品を調達すること、そしてそれをうまくPRして事業収益につなげるというグリーン購入のサプライチェーンを築くことが大切であり、そのためには地域や企業間でも連携することもポイントであることが分かりました。また、以前は単に環境によいことだからという行動だったが、企業や行政への評価へつながるなど、その役割も変化しています。さらに「グリーン購入」という考えは世界にも広まっており、グローバルな連携や地球環境負荷の低減につながるという意識を持つことなど、「グリーン購入」の持つ意義は非常に幅広く、質の高いものになってきています。いま一度、グリーン購入の取組について、考えてみる必要がありそうです。

 後半では、この3月から本格稼動する、保育園の屋根を利用した「市民出資の太陽光発電事業」について説明いただきました。市民の手でクリーンな地球環境を築き、子どもたちへの環境教育にもなる事業です。北陸は太陽光発電には不利と言われていますが、東京と同程度の発電が見込めるようです。これから子どもたちと一緒にクリーンなエネルギーを見守っていきましょう。
 
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「A・C・Eグループ合同幹事会」を開催しました。

日時 平成26年2月6日(木) 14:00〜15:30
場所 品川ハイネン「ハイネンスマートプラザ」(野々市市郷町112街区9)
内容 スマートハウス見学会
     説明 品川ハイネン梶@檞 秀和(くぬぎ ひでかず)氏

 今回は、10月に野々市市にオープンした品川ハイネン鰍フスマートハウスのショールームで、最新のエネルギーシステムや次世代エネルギー機器などの見学を行いました。
 敷地内の実証実験住宅となっているアパートには、太陽光発電システム(3kW+3.25kW)、エネファーム、蓄電池(5.53kWh)のシステムが備えられており、そのデータをショールームの端末で見ることができます。HEMSだけでなく、BEMSも設置して詳細なデータを収集しており、効率的なエネルギーのベストミックスをめざして分析しているとのことでした。
 ショールーム内にも、様々な次世代エネルギー機器やエネルギーシステムが体験できるようになっており、家電製品全体の電力使用量の自動調整やスマートフォンなどからの遠隔操作、停電時には重要な電化製品を優先とする蓄電池の設定など、最先端の情報を得ることができました。
 また、災害時の備えとしても、蓄電池の利用やGHPからの発電による電源、災害用LPガスバルクなどの紹介がありました。
 まだ実証実験の段階で、異なるメーカーのシステムをネットワーク化したり最適に調整することが難しいようですが、将来的には光熱水費ネットゼロのエネルギー生活を提案したいとのことでした。

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「B・Dグループ合同幹事会」及び「バイオマス研究会」を開催しました。

日時 平成25年12月13日(金) 10:00〜11:30
場所 西部環境エネルギーセンター
内容 『再生可能エネルギーを取り巻く現状と木質バイオマスビジネスの展開』
      講師 叶Xのエネルギー研究所 取締役営業部長 菅野 明芳 氏

 今回は、B・Dグループの幹事会とバイオマス研究会の合同で、再生可能エネルギー全般の現状とビジネスの視点からの木質バイオマスをテーマに講演をしていただきました。
 前半では、再生可能エネルギー固定価格買取制度が開始した後の動向について、非住宅の太陽光発電が一気に増えたことや、それと比較するとバイオマス発電はまだ伸びが小さいこと、農業と太陽光発電を組み合わせることによって面積あたりの収益を増加させる事例の紹介などがありました。
 今回のメインとなる木質バイオマスの説明では、初期投資は高いが重油・灯油よりも燃料コストが安いため、熱利用なら短期間で費用を回収できる点や、カーボンニュートラルでCO2が削減できる点、またバイオマス事業は手間がかかるため雇用が生まれる、燃料を輸入していたお金が地域の間伐材購入等に還元されるという地元への効果など、広く多くのメリットがあるとのことでした。
 事業としても、石油などと比べて燃料の経費削減になること、「エコ」というイメージをPRして付加価値をつけられること、石油価格の高騰や災害時の影響を軽減でき、燃料供給の安定化になるなど、非常に大きな可能性があるということが分かりました。
 事業者向けに非常に興味のある内容でお話しいただき、活発に質疑も交わされ、大変有意義な講演となりました。会員企業の皆様には、ぜひ木質バイオマスを利用した事業を検討するきっかけとしていただければと思います。

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第70回全体会を開催しました。

日時 平成25年11月13日(水) 10:00〜11:30
場所 西部環境エネルギーセンター
内容 @『エコドライブ講座』
     講師 JAF石川支部 北本 大 氏
    A『2020年東京オリンピックに向けての次世代自動車について』
      講師 石川日産自動車販売梶@岡本 一 氏

 前半は、エコドライブ推進月間ということで、日本のCO2排出量の20%を占める運輸部門からの排出削減のためにも、エコドライブに取り組むポイントについて講義いただきました。
 単純に省エネ運転することがエコドライブではなく、@安全の確保、A交通の円滑、B燃費の向上という3つの要素のバランスをよくすることがエコドライブであるということでした。
 それを踏まえて、まずシートや背もたれ、ヘッドレストの位置を正しくし、「ふんわりアクセル」や赤信号などで前方に止まる位置がわかれば巡航運転で「フューエルカット」することにより、ムダな燃料消費をなくします。そして日頃の心構えとして、タイヤの空気圧チェックやエコタイヤの使用、不要な荷物は降ろしておくなど、普段の心がけの積み重ねが燃費の改善につながります。
 エコドライブは、地球にも財布にもやさしく、安全運転にもなるなどのメリットばかりであり、できる範囲からでも今日から取り組んでほしいとのことでした。

 後半では、電気自動車やプラグインハイブリッド車の特性について、説明いただきました。
 日産リーフで航続距離が約200kmであり、充電での走行距離はガソリン車と比べて短く、車両価格も少し高いというマイナス面はありますが、充電にかかる電気代はガソリン代と比べて安く(ガソリン代と比較すると、100km/ℓ程度)、十分に元は取れ、経費削減になるとのことでした。不安に思われがちな故障や加速についても、ガソリン車と比べてエンジンの部品数が少ないので故障は少なく、馬力も十分あるそうです。
 また、バッテリーは家庭約2日分の蓄電池になり、非常用電源としての利用ができ、さらに自動車税も安いというメリットもあるとのことでした。
 まだまだ一般に理解されていなかったり技術的な面での課題はありますが、温暖化防止のためにもこれからの普及が重要です。

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第69回全体会(見学会)を開催しました。

日時 平成25年10月22日(火) 12:00〜17:00
場所 庄発電所 (富山県砺波市庄川町)
    北陸コカ・コーラプロダクツ鞄v波工場 (富山県砺波市東保)
内容 小水力発電所見学、工場見学

 富山県の庄発電所は、庄川水系の豊富な水を利用した農業用水に設置された小水力発電で、平成24年9月に運転を開始した県内で最も新しい水力発電所です。最大190kWの発電力で、一般家庭約300軒分の発電量に相当するとのことです。
 自動制御となっており、データはネットで確認できるそうです。また、枯葉やごみが詰まることが問題ですが、これは除去装置と定期的な見回りで除去しているとのことです。
 庄川の豊富な水資源を、再生可能エネルギーとして有効に活用した施設でした。

 北陸コカ・コーラプロダクツ鞄v波工場は、同じく庄川の豊富な水を利用した立地となっており、石川・富山・福井・長野が砺波工場の販売エリアとなっています。生産能力は、缶:1500本/分、ペットボトル(500ml):600本/分×3ライン、びん:600本/分とのことです。国際規格のマネジメントシステムは、環境・品質・食品安全・労働安全の認証を受けています。
 環境への取り組みとしては、ペットボトル等の容器の軽量化やプリフォームでの輸送による効率化、ペットボトルは作業ユニフォーム、コーヒー・お茶は肥料・カイロ・コンクリ増粘剤へリサイクルを行っています。さらに、石川の配送工場のランプをハライドに更新することによる電気使用量の52%削減や、屋根の遮熱塗装なども行っています。また、砺波工場の広い屋根を貸し、1.5MWの太陽光パネルを設置していました。その他、「水は資源」という考えのもと、水の使用量を減らすことにも取り組んでいるなど、幅広く環境へ配慮した取り組みを行っていました。

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